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六本木ヒルズの大型自動回転ドア事故、結局どうなった?

東京地裁は元幹部ら3人を有罪(執行猶予付き)とし、国は回転ドアの速度上限などのルールを作った。

FILE 099 六本木ヒルズの大型自動回転ドア事故(AIイメージ)

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FILE 099 / CASE 2004-03-26 / あれから22年 / ジャンル:事件・事故・裁判

END2005.09.30

NEWS END|結末

東京地裁は2005年9月、ドアメーカーとビル側の元幹部ら3人を有罪(執行猶予付き)とした。国は回転速度の上限などを定め、同年には規格もできた

2004年3月、東京・六本木ヒルズの森タワー入口にあった重さ約2.7トンの大型自動回転ドアに子どもが挟まれて亡くなった。開業から事故までの約1年間に、ヒルズの回転ドアでは挟まれや衝突が計32件起きていた。国土交通省と経済産業省は同年6月、別の扉を設けることや速度の上限を定めたガイドラインを作り、2005年9月1日には自動回転ドアの安全性に関する日本産業規格(JIS A 4721)が発行された。同年9月30日、東京地裁はドアメーカーの元役員とビル側の元幹部ら3人を業務上過失致死罪で有罪とし、全員に執行猶予を付けた。事故のあった森タワーの大型自動回転ドアは使用が止められ、2004年9月末時点の国の調べでも8基すべてが使用停止だった。この記事は一審判決の日を区切りとしている(判決の確定日は確認できていない)。

決着:あり(2005年9月30日、東京地裁の一審判決で3人が有罪。判決の確定日は未確認) / 最終確認日:2026-11-06 / 出典:8件

4コマでわかる

01

大型の自動回転ドアで死亡事故

02

開業後1年で32件の事故が既にあった

03

国は速度上限を定め、規格もできた

04

地裁はメーカーとビル側の3人を有罪に

タイムライン

  • 2003年4月25日六本木ヒルズが開業[7]
  • 2004年3月26日森タワー入口の大型自動回転ドアで死亡事故が起きる[5][7]
  • 2004年4月8日国土交通省と経済産業省の検討会が初会合。事故前にヒルズの回転ドアで計32件の事故があったと報告される[2]
  • 2004年6月29日両省が「自動回転ドアの事故防止対策に関するガイドライン」を策定[1]
  • 2004年9月末国の調べで、森タワーの大型自動回転ドア8基は使用停止[3]
  • 2005年1月26日ドアメーカーのグループ社員が書類送検される[5]
  • 2005年3月31日国土交通省が、建物の事故情報を集め関係機関が連携する体制づくりを通知[4]
  • 2005年9月1日自動回転ドアの安全性に関する規格 JIS A 4721 が発行[8]
  • 2005年9月30日東京地裁がドアメーカーの元役員とビル側の元幹部ら3人に、執行猶予付きの有罪判決[5][6]

確定していること

  • ガイドラインは、回転ドア以外の扉を設けること、挟まれ対策を何重にもすること、外周の最高速度を秒速65cm以下にすることなどを求めた[1] 一次資料
  • 事故前、ヒルズの回転ドア(手動を含む)で挟まれや衝突が計32件あり、うち10件は救急搬送だった[2] 一次資料
  • 2004年9月末時点で、森タワーの大型自動回転ドア8基は使用停止になっていた[3] 一次資料
  • 東京地裁は2005年9月30日、3人を業務上過失致死罪で有罪とし、全員に執行猶予3年を付けた[5][6] 大手報道
  • 回転部は約2.7トンあり、センサーが反応してから止まるまでに約25cm動く仕組みだった[7] 専門機関の事例集

分かっていないこと

  • 判決が確定した日付(控訴の有無を含め、確認できた資料では分からなかった)
  • 国内に残る大型自動回転ドアの数

※アイキャッチ画像はAIで作成したイメージです。実際の現場や人物ではありません。

出典

  1. 国土交通省「自動回転ドアの事故防止対策に関するガイドラインについて」2004-06-29(https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070629_2_.html)
  2. 国土交通省「第1回 自動回転ドアの事故防止対策に関する検討会」資料 2004-04-08(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/revolving_door.files/shiryou040408.pdf)
  3. 国土交通省「大型自動回転ドアの運行状況等について」(2004年9月末時点、https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/071130/02.pdf)
  4. 国土交通省「建築物等に係る事故防止のための対応及び連携体制の整備について」2005-03-31(https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/07/070331_2_.html)
  5. 三和タジマ株式会社(お知らせ、http://www.tajima-st.co.jp/news2.html)
  6. The Japan Times 2005-10-01(https://www.japantimes.co.jp/news/2005/10/01/national/execs-avoid-prison-over-roppongi-hills-fatality)
  7. 失敗知識データベース「失敗事例 > 六本木回転ドア事故」(https://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200718.html)
  8. Intertek Inform「JIS A 4721:2005 Automatic revolving doors — Safety」(https://www.intertekinform.com/en-us/standards/jis-a-4721-2005-636122_saig_jsa_jsa_1460425/)

END LOG(更新履歴)

  • 2026-11-06 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査。検査の指摘で、決着日は一審判決の日であり判決の確定日は確認できていないことと、森タワーの回転ドアが使用停止になったことを明記した。検査では「控訴されず確定した」という指摘も出たが、出典で確認できなかったため載せていない)
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