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END2020.03.31
NEWS END|結末
中止は撤回され、ダムは2020年3月31日に完成した
2009年の政権交代後に国交相が「中止」の方針を表明したが、ほかのダムと同じく再検証することになり、2011年12月に国交省が事業継続を決めた。ダムは2020年3月31日に建設事業が完了し、4月1日から管理(運用)に移った。総事業費は5,320億円(2020年1月時点の事業費)。
4コマでわかる
01
政権交代。国交相が「八ッ場ダムは中止」と表明
02
「中止ありきではない」として、ほかのダムと同じく再検証へ
03
2011年12月、国交省が事業継続を決定
04
2020年3月、ダム完成。完成前の試験中に来た台風19号では、国交省によると流れ込んだ洪水をほぼ全量ためた
タイムライン
- 1952年調査開始
- 2009年9月政権交代後、国交相が中止の方針を表明(マニフェストに明記されていた)
- 2009年10月27日大臣会見で「中止の方針は堅持しつつ」、ほかのダムと同様に再検証すると提案
- 2011年12月22日国交省の政務三役会議で事業継続を決定。翌年度予算に本体工事の経費を計上へ
- 2019年10月1日試験湛水(水をためてダムの安全を確かめる作業)を開始
- 2019年10月12〜13日台風19号(令和元年東日本台風)。国交省によると、試験湛水を始めた直後だったため利水容量を含めた7,500万m³を使って洪水調節し、ダムに流れ込んだ吾妻川の洪水をほぼ全量ためた
- 2020年3月9〜10日試験湛水を終え、貯留を開始
- 2020年3月31日建設事業が完了。翌4月1日から管理に移行
確定していること
- 2009年10月の会見で国交相は、マニフェストの中止の方針は維持しつつ、予断を持たずに再検証すると述べた[1] 一次資料
- 2011年12月22日に事業継続が決まった[2] 一次資料
- 2020年3月31日に建設事業が完了し、4月1日から管理に移った[6] 一次資料
- 総事業費は5,320億円(2020年1月時点の事業費)[5] 一次資料
- 台風19号では利水容量を含む7,500万m³を使い、ダムに流れ込んだ吾妻川の洪水をほぼ全量ためた(国交省の説明)[4] 一次資料
分かっていないこと
- 台風19号のとき、下流の浸水被害を具体的にどれだけ減らしたか(今回確認した資料には、被害の軽減量を示す数字がない)
噂として出回ったもの(事実ではありません)
「八ッ場ダムが首都圏を水害から救った」とネットで広まった。国交省は「効果を発揮」と説明しているが、被害をどれだけ防いだかの数字は今回確認した資料にはなく、裏付けは一部にとどまる。
出典
- 国土交通省「大臣会見:前原大臣会見要旨」2009年10月27日
- 国土交通省「大臣会見:繰り上げ前田大臣会見要旨」2011年12月22日
- 国土交通省関東地方整備局「八ッ場ダム 始動!~東京 2020 オリンピック・パラリンピックに向け、水資源の確保のため、貯留を開始!~」2020年3月10日
- 国土交通省関東地方整備局 利根川ダム統合管理事務所 資料(発行日の記載なし)
- 国土交通省関東地方整備局「関東地方整備局(河川事業等)の事業進捗等について」2020年1月30日
- 国土交通省関東地方整備局 利根川ダム統合管理事務所「「八ッ場ダム完成 感謝のつどい」を開催します」2022年5月20日
- 市民防災まちづくり塾実行委員会・関東地域づくり協会「八ツ場ダム見学」2023年12月3日
END LOG(更新履歴)
- 2026-10-23 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査。検査を受けて、台風19号の記述を「ダムに流れ込んだ洪水」に限定し、事業費の時点と「分かっていないこと」の範囲を明記)
