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END2025.04.01
NEWS END|結末
撤去されることなく今も能登町に立ち、行列のできる撮影スポットに。町は約6億円の経済効果と試算したが、その算定方法には異論もある
石川県能登町の観光施設「イカの駅つくモール」に2021年3月31日、全長13メートルのスルメイカのモニュメントが設置された。制作費2740万円のうち2500万円に国の新型コロナ対策の臨時交付金が使われたため、「税金のムダ遣い」と批判を集めた。愛称は「イカキング」。その後、写真スポットとして人気になり、町は2022年8月、2022年7月末までの経済効果を約6億円(石川県全体への波及効果)、テレビ放送の広告換算で約18億円と試算した。ただ、この算定には「既存の支出まで効果に数えている」といった批判もある。2024年1月1日の能登半島地震では施設が津波で浸水したが、イカキングは倒れずに残った。施設は2024年4月に営業を再開し、2025年4月に通常営業に戻っている。
4コマでわかる
01
2021年3月末、能登町に全長13メートルの巨大なスルメイカの像が登場
02
費用にコロナ対策の交付金2500万円。「税金のムダ遣い」と批判が集まる
03
人気の撮影スポットになり、町は約6億円の経済効果と試算(算定には異論も)
04
2024年の地震の津波にも倒れず。今も同じ場所に立っている
タイムライン
- 2020年6月観光施設「イカの駅つくモール」が開業
- 2020年12月〜2021年交付金の使い道として新聞やテレビが相次いで取り上げ、町に全国から批判の電話やメールが寄せられる
- 2021年3月31日「イカの駅つくモール」の屋外にモニュメントが設置される
- 2022年8月能登町が、2022年7月末までの経済効果を約6億円、広告換算の宣伝効果を約18億円と試算し公表
- 2024年1月1日能登半島地震。施設は津波で浸水したが、イカキングは被害を免れる
- 2024年2月9日経済誌のコラムが、町の経済効果の算定方法を批判
- 2024年4月つくモールが営業を再開
- 2025年4月1日つくモールが通常営業に戻る
確定していること
- イカキングは2021年3月31日に設置された。制作費は2740万円で、うち2500万円は国の新型コロナ対策の地方創生臨時交付金[1・5] 報道
- 2020年12月の新聞報道をきっかけにテレビが相次いで取り上げ、町に全国から批判が寄せられた。夏以降は観光客が増えた[5] 報道
- 町は、2022年7月末までの経済効果を約6億円(石川県の産業連関表を使った県全体への効果)、テレビ放送の広告換算で約18億円と試算した[1] 一次資料
- 町が経済効果を公表したのは2022年8月で、県内の経済効果は建設費の約22倍とされた[5] 報道
- 経済誌のコラムは、町の算定は既存の支出まで効果に数えているなどとして批判した[2] 報道
- 2024年1月の地震で施設は津波で浸水したが、イカキングは被害を免れた[3・4] 報道
- 施設は2024年4月に営業を再開し、2025年4月1日に通常営業に戻った[3] 報道
分かっていないこと
- 約6億円のうち、イカキングを目当てにした新たな消費がどれだけか(町の算定方法には批判がある)
- 地震後の来場者数の推移を示す公的なデータ
出典
- 能登町「イカキングの経済効果を算定しました」(2025年3月25日更新)
- ビジネス+IT「実際の経済効果はほとんどない能登町『イカキング』が“復興のシンボル”でいいのか」2024年2月9日
- 文春オンライン「「あのイカキングって結局どうなった?」かつては税金2500万円のムダ遣いと非難され…現地を訪れてわかった“驚きの現状”とは」2025年11月19日
- ねとらぼ「能登町の巨大モニュメント「イカキング」“海には帰らず” 津波の被害免れ「いつもの場所に居ます」と無事をアピール」2024年1月20日
- 北海道新聞「<海と国境>エピローグ 日本海編(1)知名度上昇 イカは不漁」2023年3月14日
END LOG(更新履歴)
- 2026-10-22 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査。出典タイトルと経済効果の説明を直し、地震後の状況を追記。検査を受けて決着日を施設の通常営業再開日に変更)
