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END2017.01.31
NEWS END|結末
中国製チキンをやめタイ製へ。2年続けて巨額赤字の後、2017年に調達先の親会社と合意し約24億円の特別利益を見込んだ。
日本マクドナルドは上海福喜食品への発注をやめ、2014年7月25日に中国製チキン商品の販売を中止してタイ製に切り替えた。業績は2014年12月期に約218億円、2015年12月期に約347億円の最終赤字となった。2017年1月31日、上海福喜の親会社OSIグループとの業務協定と合意金受領を決議して約24億円の特別利益を見込むと公表しており、本記事は調達先との問題に区切りがついたこの日をENDとした。
4コマでわかる
01
2014年7月、中国の上海福喜食品が期限切れ鶏肉を使っていたと現地で報道
02
同社からナゲットの約2割を輸入していたマクドナルドが販売中止、発注も停止
03
中国製チキンを全面的にやめタイ製へ。その後2年続けて巨額の最終赤字に
04
2017年1月、親会社OSIと合意し合意金受領。約24億円の特別利益を見込む
タイムライン
- 2014年7月20日中国の一部メディアが上海福喜食品の期限切れ鶏肉使用を報道[1]
- 2014年7月21日日本マクドナルドが同社製の「チキンマックナゲット」の販売を中止[1]
- 2014年7月22日日本マクドナルドが公式に説明。ファミリーマートも関連2商品の販売を中止[1][2]
- 2014年7月25日中国製チキンの調達と販売を中止し、チキン商品はすべてタイ製に[3]
- 2014年7月29日商品別に原材料の最終加工国・主要原料原産国の一覧をウェブで公開[4]
- 2015年2月5日2014年12月期の連結最終損益が約218億円の赤字と判明[5]
- 2016年2月9日2015年12月期の連結当期純損失が約347億円と発表[6]
- 2017年1月31日OSIグループとの業務協定・合意金受領を決議、約24億円の特別利益見込みを公表[7]
- 2017年2月9日2016年12月期は最終損益が約53億円の黒字となったと発表[8]
確定していること
- 日本マクドナルドは国内で使う「チキンマックナゲット」の約2割を上海福喜食品から輸入しており、7月21日に該当品の販売を中止した[1] 一次資料
- ファミリーマートは「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」を2014年7月22日で販売中止し、再販予定はないとした[2] 一次資料
- 日本マクドナルドは2014年7月25日で中国製チキン商品の販売を中止し、以降のチキン商品はすべてタイ製とした[3] 一次資料
- 7月29日から商品別に各原材料の最終加工国・主要原料原産国の一覧をウェブサイトで公開した[4] 一次資料
- 連結当期純損失は2014年12月期が約218億円、2015年12月期が約347億円だった[5][6] 一次資料
- 2017年1月31日、上海福喜の親会社OSIグループと業務協定を交わし合意金を受領することを決議し、約24億円の特別利益を見込むと公表した[7] 一次資料
- 2016年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益は約53億円で、黒字に戻った[8] 一次資料
分かっていないこと
- OSIグループから受け取った合意金そのものの金額と入金日(公表されたのは特別利益の見込み額のみ)
- 問題の鶏肉を使った商品が日本国内でどれだけ消費されたか、健康への影響があったか
噂として出回ったもの(事実ではありません)
当時「マクドナルドのナゲットはすべて期限切れ肉」といった言い方も広がったが、同社によれば上海福喜からの輸入は国内ナゲットの約2割で、全量が問題品だったという裏付けはない。
出典
- 日本マクドナルド「「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして」2014-07-22(https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/140722/)
- ファミリーマート「「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして」2014-07-22(https://www.family.co.jp/company/news_releases/2014/20140722_03.html)
- 日本マクドナルドホールディングス(適時開示)「中国製チキン商品の販売中止について」2014-07-25(https://www2.jpx.co.jp/disc/27020/140120140725020081.pdf)
- 日本マクドナルドホールディングス(適時開示)「日本マクドナルド、安心・安全な商品を提供するための取り組みを強化」2014-07-29(https://www2.jpx.co.jp/disc/27020/140120140729021803.pdf)
- ITmedia ビジネスオンライン「日本マクドナルド、2014年純利益は218億円の大幅赤字に:鶏肉問題などが影響」2015-02-05(https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1502/05/news147.html)
- 日本マクドナルドホールディングス(決算短信)「平成27年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」2016-02-09(https://www2.jpx.co.jp/disc/27020/140120160208409332.pdf)
- 日本マクドナルドホールディングス(適時開示)「特別利益の計上に関するお知らせ」2017-01-31(https://www2.jpx.co.jp/disc/27020/140120170131486565.pdf)
- 日本マクドナルドホールディングス(適時開示)「平成 28 年 12 月期 通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」2017-02-09(https://www2.jpx.co.jp/disc/27020/140120170209494608.pdf)
END LOG(更新履歴)
- 2026-11-05 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査。検査の指摘で、出典を会社の開示資料に差し替え、合意金の額が公表されていないことを明記し、赤字の原因を鶏肉問題だけと読める書き方を改めた)
