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END2026.03
NEWS END|結末
事件を受けて決めた恒久対策の導入を、2025年度末までに完了したと報告した
2023年、JAXAの業務用ネットワークにVPN機器の弱点から侵入され、外部機関との共同業務の情報や個人情報の一部が漏れた。JAXAは事件を受けて決めた恒久対策の導入を2025年度末までに終えたと、2026年6月に報告した。
4コマでわかる
01
2023年10月、外部機関からの通報で、業務用ネットワークの一部のサーバーへの不正アクセスに気づいた
02
VPN機器の弱点から入られ、盗まれたアカウントで Microsoft 365 にも入られていた
03
2024年7月、一部の情報(共同業務の情報や個人情報)が漏れたと公表。ロケットや衛星の運用情報は扱っていないシステムだった
04
2026年6月、「恒久対策の導入を2025年度末までに完了した」と報告
タイムライン
- 2023年10月外部機関からの通報で、業務用イントラネットの一部のサーバーへの不正アクセスに気づき、通信の遮断などの初期対応をした[1]
- 2024年1月以降監視を強めるなかで、さらに複数回の不正アクセスを確認(ゼロデイ攻撃を含む)。こちらは情報漏えいなどの被害はなかった[1]
- 2024年7月5日調査結果を公表。一部の情報が漏れたことを確認し、関係者には個別に説明・謝罪した。短期の対策は実施済みで、恒久対策を具体化中とした[1]
- 2025年6月令和6年度の事業報告書で、ゼロトラストの考え方でネットワーク全体を作り直している途中であり、ネットワークと端末の監視を強める仕組みは整備を終えたと報告[2]
- 2026年6月令和7年度の事業報告書で、原因をルール・ガバナンス面とシステム面の両方で明らかにし、それに基づく恒久対策の導入を2025年度末までに完了したと報告[3]
確定していること
- 入口はVPN装置の弱点。先に公表されていた弱点が悪用された可能性が高い[1] 一次資料
- 侵入したサーバーからアカウント情報などを盗み、それを使って正規の利用者を装い Microsoft 365 に不正アクセスした[1] 一次資料
- 侵害の過程では、未知のマルウェアが複数使われ、気づきにくくしていた[1] 一次資料
- 漏れたのは、侵害された端末・サーバーにあった一部の情報(職員などの個人情報を含む可能性)と、Microsoft 365 上の一部の情報(外部機関と共同で業務を行うための情報と個人情報)[1] 一次資料
- 侵害されたシステムやネットワークでは、ロケットや衛星の運用などの機微な情報は扱っていない[1] 一次資料
- Microsoft の専門チームの調査で、さらなる侵害は起きていないことを確認した[1] 一次資料
- 恒久対策の導入は2025年度末までに完了。あわせて、外部への大量データ送信などの監視も始めた[3] 一次資料
分かっていないこと
- 漏れた情報の件数や相手先(JAXAは「相手方との関係もある」として詳細を控えている)[1]
- 攻撃者が誰か(JAXAの公表資料には書かれていない)
- どの機器のどの弱点だったか(公表資料には書かれていない)
今の復旧状況
恒久対策の導入は2025年度末(2026年3月末)までに完了。今後は対策を着実に運用し、さらなる対策を講じていくとしている[3]。
出典
- JAXA「JAXAにおいて発生した不正アクセスによる情報漏洩について」2024年7月5日(https://www.jaxa.jp/press/2024/07/20240705-2_j.html)
- JAXA「令和6事業年度 事業報告書」(令和6年4月1日〜令和7年3月31日)本文5ページ「⑥ 情報セキュリティ」(https://www.jaxa.jp/about/finance/pdf/finance_r06-04.pdf)
- JAXA「令和7事業年度 事業報告書」(令和7年4月1日〜令和8年3月31日、2026年6月)本文22〜23ページ「② ICT・セキュリティリスクへの対応」(https://www.jaxa.jp/about/finance/pdf/finance_r07-04.pdf)
END LOG(更新履歴)
- 2026-10-29 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査し、指摘を直して公開)。次回確認:2026-11-29
