あのニュース、結局どうなった?

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「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセス、結局どうなった?

全プランのサーバーを止めたまま。会社は犯人の要求に応じず、お見舞金と損失の補償、懸賞金を決め、犯人の特定を進めている(第15報時点)。

夜、電源の落ちたサーバールームの通路。ラックの小さな表示灯だけが点いている(AIで作成したイメージ)

追跡中

FILE 053 / CASE 2026-10-20 / あれから9日 / ジャンル:経済

NEWS END|結末

全プランのサーバーを止めたまま。会社は要求に応じず、お見舞金・補償・懸賞金を決め、犯人の特定を進めている

GMOインターネットの「お名前.com デスクトップクラウド」が不正アクセスを受け、全プランのサーバーを止めた。会社は犯人の要求には応じないとし、お見舞金と損失の補償、犯人の特定につながる情報への懸賞金を決めた。サービスは元の形では再開せず、別の基盤の代替サービスへの乗り換えを案内している。

決着:なし(サービスは止まったまま。犯人の特定・調査・補償が続いている) / 最終確認日:2026-11-05 / 出典:10件

4コマでわかる

01

2026年10月20日、一部のお客様のサーバーに不正なプログラムが置かれているのを確認。21日に全プランのサーバーを止めた

02

サーバー内に保存されていた取引口座のログイン情報などが外に持ち出され、不正な取引の報告も届いた

03

24日、全員に一律5,000円のお見舞金と不正取引の損失の補償を決定。元のシステムは再開しないと判断

04

27日、今後も犯人の要求には応じない方針を表明。28日に懸賞金の窓口を開き、29日には犯人の特定につながる情報を警察に出すとした

タイムライン

  • 2026年10月19日お客様からの問い合わせを受け、調査を開始[2]
  • 2026年10月20日一部のお客様のサーバー環境に不正なプログラムが置かれているのを確認。新規申し込みとコントロールパネルを停止[2]
  • 2026年10月21日 4:00被害の拡大を防ぐため全プランのサーバーを順次停止し、第1報を掲載。同じ日に脅迫メールを受信[1][2][8]
  • 2026年10月22日警察に相談。第2報で、取引口座での不正な操作の報告を受けていることを伝え、取引ツールのパスワード変更などを至急呼びかけ(影響の可能性があるサーバーは第1報から26,739件)[1][2]
  • 2026年10月24日第4報。システムに問題があり、お客様の情報が外に持ち出された事実を確認したと公表。全員へのお見舞金、不正取引の損失の補償、代替サービスへの乗り換え(6か月無償)を決定。能動的サイバー防御に関する措置の実施を政府関係機関に要請[3]
  • 2026年10月25〜26日お客様に端末の調査への協力を頼み、預かった端末の解析を開始[8]
  • 2026年10月27日攻撃者とみられる者が情報と称するものを公開したことを確認。アクセスや拡散をしないよう強く呼びかけた[4]。犯人の要求には応じないと表明し、情報が公開されたお客様への特別お見舞金と、懸賞金の創設を発表[5]
  • 2026年10月28日午前4時ごろ、情報が載っていた犯人のサイトのドメインが停止されたことを確認[6]。懸賞金の専用窓口を開設[7]
  • 2026年10月29日第15報。犯人の特定につながると考えられる情報を入手し、この日のうちに警察などへ提出するとした。懸賞金の窓口には270件の情報が寄せられた(同日11:30時点)[8]
  • 2026年10月29日第16報。懸賞金の窓口に寄せられた情報の件数を、平日18時にこのページへ追記して公表する方式にした(11月4日時点で累計822件)[9]
  • 2026年11月2日会長らが記者会見。報道によると、侵入は8月で、グループ会社が2024年の診断で問題を指摘していたが経営陣まで届いていなかったと説明し、FXの不正取引による直接の損害は全額補償するとした[10]

確定していること

  • 影響の可能性があるサーバーは26,739件[1][2]。サーバー内に保存されていた情報(取引ツールに保存された取引口座のログイン情報など)が対象。会社はこのサービスのサーバーで決済情報(クレジットカード情報を含む)を持っていない[2] 一次資料
  • システムにセキュリティ上の問題があり、お客様の情報が外部に持ち出された事実を確認した[3] 一次資料
  • お見舞金:サービスを使っているすべてのお客様に、被害の有無にかかわらず一律5,000円[3] 一次資料
  • 補償:不正アクセスによる不正取引と会社が認めた取引で、お客様に実際に出た損失(取引の差損、手数料など)を補償する。市場の変動による損失や、得られたはずの利益などは対象外[3] 一次資料
  • 特別お見舞金:犯人が公開した情報にお客様の情報が含まれていた場合、情報の区分ごとに1万円〜2.5万円、上限300万円。上の5,000円や補償とは別[5] 一次資料
  • 会社は犯人の要求には「永久に応じない」とした。要求に応じても情報の削除や悪用防止は保証されず、犯罪への資金提供になるため[5] 一次資料
  • 懸賞金「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」は総額100万米ドルが上限。2026年10月28日12:00から受付[5][7] 一次資料
  • 会社は報道機関に「お客様に二次被害をもたらしうる過度な報道」を控えるよう求めている[5] 一次資料

分かっていないこと

  • どこから、どうやって入られたか(調査中)[2]
  • 公開された情報の範囲と、本当にお客様の情報かどうか(会社が確認中。事実と異なる内容が含まれるおそれもあるとしている)[4]
  • 不正取引の被害の件数・金額(公表されていない)
  • 犯人が誰か、捕まるか
  • 代替サービスへの乗り換えがいつ始まるか(10月30日までにメールで案内予定)[3]

今の復旧状況

元のサービス:「お名前.com デスクトップクラウド」は全プランのサーバーを止めたまま。会社は、不正アクセスを受けた元のシステム基盤をそのまま再開することはしないと判断した[3]。

代わりのサービス:引き続きWindowsのデスクトップ環境を使いたい人には、独立した別のクラウド基盤で動く代替サービスへの乗り換え(6か月無償)を案内するとしている。お客様の同意なく移すことはない。始まる時期や手続きは、2026年10月30日23:59までにメールで知らせるとしている[3]。

残っている点

  • 侵入経路と原因の調査結果、再発防止策の公表
  • 公開された情報の範囲の確定と、対象のお客様への連絡
  • お見舞金・補償の支払いの進み具合
  • 代替サービスへの乗り換えの開始
  • 犯人の特定・検挙

※アイキャッチ画像はAIで作成したイメージです。実際の現場や人物ではありません。

出典

  1. GMOインターネット「【重要】[お名前.com デスクトップクラウド]第三者による不正アクセスに関するお詫びとお知らせ」(第1報)2026年10月21日 4:00時点(https://www.onamae.com/news/article/11584)
  2. GMOインターネットグループ・GMOインターネット「『お名前.com デスクトップクラウド』への不正アクセスに関するお詫びとお知らせ(第2報)」2026年10月22日 16:59時点(https://group.gmo/info/alert/20261022/)
  3. 同「お名前.com デスクトップクラウドサービスに対するサイバー攻撃について(第4報)」2026年10月24日 11:50時点(https://group.gmo/info/alert/20261024/)
  4. 同「現在の対応について(第10報)」2026年10月27日 13:55時点(https://group.gmo/info/alert/2026102703/)
  5. 同「現在の対応について(第12報)」2026年10月27日 19:10時点(https://group.gmo/info/alert/2026102705/)
  6. 同「現在の対応について(第13報)」2026年10月28日 11:00時点(https://group.gmo/info/alert/20261028/)
  7. 同「現在の対応について(第14報)」2026年10月28日 18:20時点(https://group.gmo/info/alert/2026102802/)
  8. 同「現在の対応について(第15報)」2026年10月29日 12:40時点(https://group.gmo/info/alert/20261029/)
  9. 同「現在の対応について(第16報)~「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」への情報提供件数について(月曜日〜金曜日18:00更新)~」2026年10月29日(https://group.gmo/info/alert/2026102902/)
  10. @IT(ITmedia)「「ネットのセキュリティもGMO」の実態 イエラエの事前指摘はなぜ放置されたか:GMO記者会見を読む」2026年11月3日(https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2611/03/news014.html)

END LOG(更新履歴)

  • 2026-10-29 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査し、指摘を直して公開。犯人側のサイトや公開されたとする情報の中身は扱わない方針とした)。次回確認:2026-11-05
  • 2026-11-05 追記:第16報(情報提供件数の公表方式)と、11月2日の記者会見の内容を追加(AIが調査、別のAI2体が検査)。次回確認:第17報または調査の最終報告
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