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END2023.02.07
NEWS END|結末
2023年2月に開発中止が正式決定。旅客機として完成・就航することはなかった
三菱重工業は2023年2月7日、国産旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発中止を正式に発表した。型式証明の取得に向けた開発の長期化に加え、設計の見直しや、米国の労使協定(スコープ・クローズ)で市場投入が難しくなったことなどから、事業性を見いだせないと説明した。開発費は総額1兆円とも言われるが、同社は金額を明言していない。納期は当初の2013年から6度延期されていた。米国で飛行試験をしていた4機は2023年4月までに解体され、開発を担った子会社(旧三菱航空機)は2024年7月4日に特別清算開始を申し立てた。
4コマでわかる
01
半世紀ぶりの国産旅客機として開発が始まり、各社から受注を集める
02
設計の見直しや型式証明の壁で、納期は6度延期
03
2020年、コロナ禍で需要が急減し、開発を事実上凍結
04
2023年2月に開発中止を正式決定。試験機は解体され、子会社も特別清算へ
タイムライン
- 2008年3月三菱重工業がMRJの事業化を決定
- 2013年(当初計画)初号機の納入予定だったが延期。以後、延期を重ねる
- 2015年11月飛行試験機の初号機が初飛行
- 2019年6月13日名称を「三菱スペースジェット」に変更
- 2020年2月6日6度目の納期延期を発表
- 2020年10月コロナ禍を受け、開発を事実上凍結
- 2022年3月末米国の試験拠点(モーゼスレイク)を閉鎖
- 2023年2月7日三菱重工業が開発中止を正式に発表
- 2023年3月8日(現地)米国で初号機を解体
- 2023年4月26日米国で試験をしていた4機すべての解体完了を同社が説明
- 2024年7月4日開発子会社のMSJ資産管理(旧三菱航空機)が東京地裁に特別清算開始を申し立て(負債約6,413億円)
確定していること
- 三菱重工業は2023年2月7日、開発中止を正式に発表した 複数報道
- 中止の理由として、事業性を見いだせないことを挙げた 複数報道
- 納期は当初の2013年から6度延期されていた 報道
- 米国で試験をしていた4機は2023年4月までに解体された 報道
- MSJ資産管理は2024年7月4日に特別清算開始を申し立てた 一次資料
分かっていないこと
- 開発費の正確な総額(同社は明言していない)
- 国内(愛知県)に残る機体の扱い
- 開発で得た知見が、ほかの航空機開発にどれだけ生かされるか
出典
- Car Watch「三菱重工、「スペースジェット」開発中止を決定」2023年2月7日
- Aviation Wire「三菱重工、スペースジェット開発中止を正式発表 泉澤社長「機体納入できず申し訳ない」」2023年2月7日
- Aviation Wire「スペースジェット、米国で初号機解体 モーゼスレイク試験機は全機解体へ」2023年3月10日
- Aviation Wire「三菱スペースジェット、米国試験機は解体済み 小牧は「検討中」」2023年4月26日
- 三菱重工業「連結子会社(MSJ資産管理株式会社)の特別清算開始の申立てに関するお知らせ」2024年7月4日
- Aviation Wire「MRJ、「三菱スペースジェット」に改称 70席クラスは「M100」に」2019年6月13日
- Aviation Wire「三菱スペースジェット、米開発拠点閉鎖 3号機は解体済み」2022年4月14日
END LOG(更新履歴)
- 2026-10-20 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査)。次回確認:国内に残る機体の扱い
