あのニュース、結局どうなった?

,

はやぶさ2が持ち帰った砂、結局どうなった?

2020年に届いた約5.4gのリュウグウの試料から、アミノ酸を含む有機物や水を含む鉱物が見つかった。はやぶさ2本体は今も飛び続け、2026年7月には小惑星に約400mまで近づいた。

FILE 011 小惑星の試料(AIイメージ)

END

FILE 011 / CASE 2020-12-06 / あれから6年 / ジャンル:社会

END2022.06.10

NEWS END|結末

約5.4gの砂から、アミノ酸を含む有機物や水を含む鉱物が見つかった

2020年12月6日に地球へ帰ってきたカプセルには、小惑星リュウグウの試料が約5.4g入っていた。2022年6月以降の分析で、試料が化学的に最も始原的な炭素質隕石に似ていること、水を含む鉱物や、アミノ酸を含む有機物が含まれていることが報告された。生命が見つかったわけではない。研究は今も続いている。【その後のはやぶさ2】探査機本体は拡張ミッションで飛び続けており、2026年7月5日に小惑星「トリフネ」をフライバイ。JAXAなどの発表(7月30日)によると、表面から約400mを通過し、太陽系天体のフライバイ探査で最も近い記録になった(今後の解析で数値が変わる可能性がある)。

決着:2022-06-10(初期分析の成果公表)/ 最新の動き:2026-07-30(トリフネ最接近の発表)/ 最終確認日:2026-10-19 / 出典:9件

4コマでわかる

01

2014年に打ち上げ、小惑星リュウグウへ

02

2019年、2回のタッチダウンで試料を採取

03

2020年12月、約5.4gの試料が地球に届く

04

アミノ酸などの有機物や水を含む鉱物を確認。本体は今も旅を続ける

タイムライン

  • 2014年12月3日打上げ
  • 2018年6月27日リュウグウに到着
  • 2019年2月22日1回目のタッチダウン
  • 2019年7月11日2回目のタッチダウン
  • 2020年12月6日カプセルが地球に帰還
  • 2022年6月10日初期分析の成果がScienceなどに掲載
  • 2023年2月24日有機物を詳しく調べた論文がScienceに掲載
  • 2026年7月5日(その後)拡張ミッションで小惑星「トリフネ」をフライバイし、撮影に成功
  • 2026年7月30日(その後)JAXAなどが、表面から約400m(中心から約744m)を通過し、フライバイ探査で最も近い記録と発表

確定していること

  • 持ち帰った試料は約5.4g 一次資料
  • 試料は化学的に最も始原的な炭素質隕石に似ている 一次資料
  • 水を含む鉱物が含まれていた 一次資料
  • アミノ酸23種が検出された 一次資料
  • はやぶさ2本体は2026年7月、小惑星トリフネの表面から約400mを通過した(暫定の解析値) 一次資料

分かっていないこと

  • 試料の研究から、これから何が分かるか(分析は続いている)
  • 生命の起源とどこまで関係があるか

※アイキャッチ画像はAIで作成したイメージです。実際の現場や人物ではありません。

出典

  1. JAXA「小惑星探査機「はやぶさ2」」
  2. JAXA「小惑星探査機「はやぶさ2」初期分析 化学分析チーム 研究成果の科学誌「Science」論文掲載について」2022年6月10日
  3. JAXA宇宙科学研究所「はやぶさ2とリュウグウ」
  4. JAXA「【A改訂】小惑星探査機「はやぶさ2」Phase-2キュレーション成果論文の日本学士院紀要掲載について」2022年6月13日
  5. JAXA「「はやぶさ2」小惑星探査機」(PDF)
  6. JAXA「小惑星探査機「はやぶさ2」、太陽系天体フライバイ探査における最小距離を更新」2026年7月30日
  7. Impress Watch「はやぶさ2、小惑星「トリフネ」撮影成功 “雪だるま”のような姿」2026年7月6日
  8. Impress Watch「はやぶさ2、トリフネへの最接近距離は400mと判明 フライバイ探査で世界記録」2026年7月30日
  9. 九州大学「炭素質小惑星(162173)リュウグウの試料中の可溶性有機分子」2023年2月24日

END LOG(更新履歴)

  • 2026-10-19 初版公開(AIが執筆、別のAI2体が出典を検査)
  • 2026-10-19 追記:その後のはやぶさ2(2026年7月のトリフネ最接近)を追加(AIが調査、別のAI2体が検査)
トップへ戻る